診療科のご案内
外来化学療法室
進歩するがんの治療
がんの化学療法(抗がん剤治療)は近年急速な進歩をとげており、従来の「副作用が強い」「あまり効かない」というイメージから大きく変化しています。吐き気等の副作用対策の発達に伴い、仕事や日常生活をしながら外来で治療を受けることが可能となってきています。
さらに、がん患者さんのQOL(日常生活の質)を重視する考え方の広まりとともに、外来での化学療法「外来化学療法」の重要性は高まっております。
当院では従来、外来処置室を中心に「外来化学療法」を実施してきましたが、このようなニーズに十分に対応するため、2013年7月の新築と同時に1階に8床のベッドを配置し「外来化学療法室」を開設いたしました。さらに、がん化学療法委員会を設置し、実施する化学療法の妥当性についても評価、承認するシステムを実施しています。